弱音を吐ける場所

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    前回の記事は、座間の事件について書いたものではないのですが、それについて書かれた精神科医の松本俊彦さんのコメントに、深く頷きました。

     

    ー「死にたい」と誰かにつげる行為には、「死にたいくらいつらいが、このつらさが少しでもやわらぐのであれば、本当は生きたい」という意味が込められています。

     

    全文、こちらです。(短めのコメントです)


    他サイトの長めのインタビューも、うんうん、と思いました。

     

    ー「死にたいというのはSOSですから、困難を解決したいんだって心のどこかで思っているんですね。

    自殺を減らすためにこそ、こうした事件を減らすためにこそ、安心して「死にたい」と言える場所がある。そんな社会でないといけないんです。」

     

    全文、こちらです。

     

     

    ーーーーーーーーーーー

    大学で、一回病状が落ち着いた後に、人間関係の悩みと薬(SSRI)の副作用が重なって希死念慮が強く出て、自殺企図くらいまでいったことがあるんですが、死んじゃいけないっていう思いがあるから、危険だと思って、家族に言ったり、病院に急遽行ったりしたんですよね。本当に完遂したかったら、誰にも言ってなかったと思う。

    一人暮らし先から家族のところに行ったら、キョーダイに「何しに来たんだ、帰れ、帰れ」と言われ(相手は冗談半分だったと思いますが)、医者に言ったら「僕には理解できないな」と言われて、「もうダメだ」って絶望して帰って、薬プチプチ出して、力尽きたんです。(全部飲む元気が無くて、横になった)

    すごく、ゆらぐもんだよな、と思う。ひとつのきっかけで、一気に下(死)まで落ちないように、自分にひっかかりをたくさん作っておきたい。辛いことをちょっとずつ言えるつながりを持っておきたい。

    誰かにとっても、弱音を吐ける場所が身近にあって欲しい。どうすれば、そういうものが得られるのか、持続できるのか、ちょっとずつ考えていきたいです。

    ーーーーーーーーーーー

     

     

    あと、上で紹介したインタビューに貼ってあった、熊谷晋一郎さんのインタビューもぜひ読んでみて欲しいです。こちら

     

    ー自立は、依存先を増やすこと 希望は、絶望を分かち合うこと

     

     

    ーーーーーーーーーーー

    最近、SNSで、自死関連の発言やRTを多めにしてしまい、見たくない人もいるだろうなあ、とか、落ち込んでるって思われるかな、とか思って、意識的にご飯の写真上げたり、どうでもいい日常をつぶやいていたんだけど、これ意味あんのか?と自分で疑問。


    『統合失調症がやってきた』

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      『統合失調症がやってきた』 ハウス加賀谷+松本キック 著 (イースト・プレス)

      帰ってきた統合失調症ーー100人に1人のよくある話
      松本ハウス×功刀浩×荻上チキ
      http://synodos.jp/newbook/5983

      先月、出先で読み終わって、そのまま会った友達に貸しちゃったので、手元に無いのですが、おすすめします。
      下にリンク張ったシノドスのインタビュー記事を読めば大体どんな本か分かります。
      ちょっと長いけど、統合失調症の基礎知識も分かるので、よかったら。

      勝手に断薬(必要な薬を)して、ぐんと調子を崩して行くとことか(私も躁状態に向かう中、副作用や薬を飲んでる事自体が嫌で断薬していき、そのまま突っ走っていった)、頭に膜が張って水中にいる感じとか、共感することもたくさんありました。
      自分が自分の存在を認めてないとか。
      あと、私のこういう状態をもっとひどくした感じなんだろうなあというのとか。地続きな感じ。

      ハウス加賀谷さんの苦悩、その時の想いを感じたことも大きいですが、何より松本キックさんのフラットな感じがすごい。
      インタビュー記事で、どんなことに気をつけているかについて、「先回りをしないこと」、「統合失調症がどういう病気で、どういう症状があって、どんな対処をしなくちゃいけないって頭に詰め込んで対応するんじゃなくて、加賀谷という人間から病気のことを知ればいいと思っていて」と答えてて。

      これって、発達障害でもうつでも言えると思う。すごく大切なことだと思います。
      病気や障害の知識がその人を理解する助けになればいいですが、それが理解の邪魔をしている場合って結構多いと思います。
      身近な人が病気になっても、知識の力を借りつつ、その人自身を見てもらいたいなあと思いました。

      あと、立場が逆の時も似たようなことが言えるように思う。
      考えの偏りがある時とか、カウンセリングとか必要な場合もあると思うし、医者やカウンセラーに何か言われて気付くこともあると思うけど、身近な人を理解したいって思った時に、自分の考えの癖とか苦手なこととかに気付くことって多いと思う。

      ん?なんか話が繋がってない??
      でも、近くに理解したいと思ってくれる人がいることってすごく救われるよね、うん。
      話がまとまらなくなったので、このへんで!

      番組紹介

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        10月20日(21日のAM1時20分)に放送された、NNNドキュメント「見える障害のあなた、見えない障害の私」を観ました。おもしろかった。
        以前記事にも書いた、綾屋紗月さんと熊谷晋一郎さんのドキュメンタリー番組です。

        再放送があるみたいなので、よかったら是非。
        10月27日 11時〜 BS日テレ
        10月27日 18時半〜 CS「日テレNEWS24」
        http://vod.ntv.co.jp/f/view/?contentsId=5142

        ふたりの会話シーンはなんかほっとします。なんでだろ。
        綾屋さんが北海道へ行った後、フラッシュバック?っで苦しむシーンがあるのですが、私もよくなります。(でも、苦しんでる質や量は全然違うと思います。)多分綾屋さんは、視覚情報や会話以外の音もたくさん出てくるみたいですが、私は、会話がずーーーっとリピートされて抜けなくて、夜眠れなくてもがいてうめいています。
        これ、他の人はあまりならないと知らなくて、会話を正確に覚えている、真に受けている人もそんないないと知るまでは、一人反省会を毎日のようにしていて辛かったです。今は、オレンジの眼鏡で会話するとあまり会話が残らずにいられるので、ずいぶん楽です。

        「弱さ」の向こう側

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          怒りが爆発して専門を辞めてうじうじしていた時、新聞の書評(著者来店)で熊谷晋一郎さんの『リハビリの夜』(医学書院)が取り上げられていて、「なにが出来て、なにが出来ないのかもわからなかった」的な事が書かれていて、「そーなんだよ!」って高揚したのを覚えています。

          その時、自分には「どうしても無理なものがある」っていうことを感じてきていました。それが、アスペルガー障害の症例?みたいなのに近いなあと思い始めていた頃だとも思う。

          すぐに『リハビリの夜』を読んで、「この人の話を生で聞きたい!」と思って、調べたら、綾屋紗月さんとの共著『発達障害当事者研究 ゆっくりていねいにつながりたい』をテーマ?とした研究会があって、参加して、、、、という感じで、少なからず(お二人に)影響を受けてます。

          毎日新聞で熊谷晋一郎さんの連載があったので(私はtwitterで知って、ネットで読みました。新聞には写真も載ってたらしくファンとしてはゲットしたかったんですが、成らず。)、ブログにリンク貼ります。
          よかったら、飛んでって読んでみてくださいー。

          1、生きる物語:「弱さ」の向こう側 「依存先の分散」提案
          2、生きる物語:「弱さ」の向こう側 厳しいリハビリ生活
          3、生きる物語:「弱さ」の向こう側 数学は脳内の遊園地
          4、生きる物語:「弱さ」の向こう側 親介さず直接「交渉」
          5、生きる物語:「弱さ」の向こう側 世界は「敵地」じゃない
          6、生きる物語:「弱さ」の向こう側 研修医の大きな壁
          7、生きる物語:「弱さ」の向こう側 患者の信頼、徐々に
          8、生きる物語:「弱さ」の向こう側 当事者研究と出合う
          9、生きる物語:「弱さ」の向こう側 「敗北の官能」を語る
          10、生きる物語:「弱さ」の向こう側 違ってても、つながる
          1〜10、アーカイブ一覧

           

          追記:2017.11.14

          リンク切れ(記事が存在していない)になっていたので、リンク外しました。


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